うつ病の社会復帰はアルバイトから?
今のストレスの多い社会では、うつ病になる人は年々増えています。
平成23年には、うつ病と診断された人は700万人以上もいます。
現在では、うつ病患者数は1000万人を超えているかもしれません。
さらに、病院にも行っていないうつ病予備軍をも含めたら、相当な人達がうつでなやんでいることになります。
およそ、10人に1人はうつ状態にあると言っても過言ではないでしょう。
うつ病は、一度発症すると回復までには、かなりの長期間の時間がかかってしまいます。
短くても3ヶ月〜半年、長ければ数年となることが多いと言われています。
その間は、仕事や学校は休みがちになってしまい、場合によっては退職や退学を余儀なくされてしまうことも多いでしょう。
また、うつ病が回復しても、その後の社会復帰が難しいという現実もあります。
特に社会人であれば、仕事に就いて生計を立てていかなければいけません。
学生だったとしても、そのままニートになるわけにもいかず、何らかの仕事に就く必要があるでしょう。
或いは、他の学校に入り直すという方法もあるかもしれません。
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人材を求める企業側にすると、たとえ能力のある人材であってもそのような病歴があると採用を躊躇してしまうことがあります。
なかなか正規職員という道は厳しいものがあると言えるでしょう。
さらに派遣や契約のような非正規職員としても難しいかもしれません。
そうなると、残された道は限られてきてしまいます。
本当に能力のある人であれば、自ら起業するということもできるかもしれません。
ただ、元になる資金が必要ですから、狭き門と言えるでしょう。
このような状況では、アルバイトという選択肢が有力になるでしょう。
うつ病では再発というリスクもあるので、アルバイトであれば比較的簡単に辞めることもできます。
回復後にはまた、他のアルバイトを捜すことも可能です。
さらに、アルバイトで始めて業績を積み上げていけば、正規職員への道が開けてくるかもしれません。
このように、うつ病の社会復帰はアルバイトからと考えてみるのはどうでしょうか。
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